2022-02-25 コピペ "未明の臨時便"を謝罪…「除雪車両」にトラブル 作業大幅ずれ込む バス輸送は難しいと判断 JR北海道 2/24(木) 18:01配信 262 コメント262件 JRの臨時便を待つ人の列(新千歳空港、2022年2月23日午後10時ごろ) 大雪により大規模な運休や運転見合わせが続いているJR北海道は2月24日会見を開き、新千歳空港からの臨時便が当初の予定から遅れたことを謝罪するとともに、今後の運転計画を発表しました。 千歳線の「札幌-新千歳空港」は、当初運転再開の目標を22日としていましたが実現せず、23日午後9時を目標に除雪を終え、その後「札幌行き」のみ臨時便を出すと発表。除雪作業に時間がかかり、臨時便の運転は24日午前3時ごろにずれ込みました。 JR北海道は24日午後の会見で、運転開始が当初の見込みから遅れたことに加え、「あす国公立大学の試験に向けて移動している受験生にも迷惑をかけた」として謝罪。函館方面でも運休が続き「物流関係者にも迷惑をかけていることも申し訳ない」としました。 24日は通常より本数を減らして一部で運転を再開しているものの、函館方面や東室蘭方面の特急を含む379本が運休しています。 25日も特急は「札幌-函館」は引き続き運休とし、「札幌-東室蘭」は夕方以降の運転再開を目指すとしています。 普通列車は、学園都市線の「札幌-北海道医療大学」が本数を減らして運転を再開する予定ですが、千歳線「南千歳-苫小牧」、函館線「倶知安-長万部」、室蘭線「豊浦-長万部」「苫小牧-岩見沢」は引き続き運転見合わせとします。 会見では新千歳空港からの臨時便の大幅な遅れに関する質問が相次ぎ、JRは除雪に時間がかかった理由を説明しました。 JR美々駅構内(提供:JR北海道) 一つは「除雪車両の不具合」で、「島松-恵み野」間でロータリーカーの力が出なくなり、別の除雪車両を投入。作業が終了したのが午前0時30分ごろになっていたということです。この除雪車両は1995年に導入された比較的年数の経ったタイプだとしています。 さらに近隣の踏切の雪の状態を確認する中で脱線する恐れがあったため、改めて除雪作業を進め、午前1時ごろに終了。わずか2キロ程度の区間の除雪が大きな壁になっていたとしました。 午前3時以降、計6本の臨時便を運行し、計約3390人が利用していて、JRは利用した客の数から「代替バス輸送にはかなり無理があると考えている」と列車の運行を優先させた背景を説明しています。 25日以降も「札幌-新千歳空港」は本数を減らして運転が続く理由については、苫小牧に留置している6両編成の車両5編成が除雪の都合で使えないためとしています。「南千歳-苫小牧」間は25日も始発から運転を見合わせます。